Yurikago(ゆりかご)とは

NPO法人親子の未来を支える会(http://www.fab-support.org) が運営する、オンラインピアサポートサービスです。
これから病気や障がいと携わる方や、すでに携わっている方同士が繋がることで、互いを支え合える環境づくりを目指しています。

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Q. ピアサポートってなに?

ピアサポートとは、「同じような立場の人によるサポート」といった意味で用いられる言葉です。ここでは、これから病気や障がいと携わる方や、すでに携わっている方同士が繋がることで、互いを支え合える環境づくりを目指しています。

Q. どうやって使うの?

▷ 相談する(相談する対象を絞り込む)

「相談作成」から相談を作成できます。
相談投稿の際に、相談したいメンバーの絞り込みをすることができます。相談相手の絞り込みは、選択した条件のサポーターに優先的に表示されるためのものです。

  • 例1:ダウン症で心疾患のある人、かつ妊娠22週前に出生前診断された人、
  • 例2:無脳症で人工妊娠中絶をした人、 等

相談の内容は全てのユーザーから閲覧することができます。多様な意見を聞くことができます。

▷ 特定のユーザーとチャットをする

相談に回答してくれたメンバーのプロフィールを閲覧することができ、1対1でチャットをすることが可能です。(チャットの内容は他者には閲覧できません)

※ 詳しくは 会員規約プライバシーポリシー もご参照ください。

Q. 利用料金は?

システム利用にあたり、利用料金は一切不要です。
NPO法人親子の未来を支える会は、非営利団体です。
助成金や寄付金を元に運営しています。
※通信環境によっては、通信料が発生する場合がありますのでご注意ください。

寄付をしていただけるかたへ
NPOの賛助会員となっていただける方へ (年会費3000円)

Q. Yurikagoの仕組みは?

各登録者のプロフィールを元に、「同じような立場の人」を検索し、チャットできるサービスです。携帯電話、パソコン、どちらでも使用できるWebシステムです。
対応機種:パソコン、スマートフォン、タブレット等からご利用可能です。

Q. どんな方が使うシステムなの?

ユーザーは「クライアント(相談者)」 と 「サポーター」に分かれています。

・クライアント(相談者)

病児本人やそのご家族、出生前診断を受けた人(産むかどうか悩んでいる人も)、家族に障がいを持つ方がいてどのように接するか悩んでいる人、等 病気や障がいについて考え向き合いたいと思う方なら誰でも相談できます。
クライアントは、ニックネームと簡単な情報のみで登録できます。

・サポーター

クライアントの相談に答えるユーザーを「サポーター」と呼びます。
サポーター自身も時にクライアント(相談者)になることがあるため、クライアント同様に、相談を作成することができます。

サポーターになるための特別な資格は不要ですが、

  • 1) 中絶も出生も強要しない
  • 2) 家族の自己決定権を尊重する
  • 3) 相談者の決定を、ピアサポーターが知ることはない
の3点について同じ想いであることが条件となります。

Q. どんな方が「サポーター」になっているの?

  • 病気や障がいを持つご本人
  • 病気や障がいを持つお子さんを育てているご両親やご兄弟の方
  • 病気や障がいを持つお子さんを亡くされた方
  • 病気や障がいを理由に人工妊娠中絶をされた方
  • 病気や障がいを関わる医療関係者    等

病気を診断したり治療したりする専門家は医療者ですが、病児の子育てについては家族に聞くのが一番と考えています。

また、出生前診断後につながりたいのは、現在子育てをされている家族だけではありません。 悩んだ末に中絶をされた方、出産しお看取りをされた方など、様々な形で病気や障がいと関わる方と出会える仕組みです。

Q. 相談の内容は正確なの?

相談にあたるメンバーは、医療者とは限りません。
また、同じ疾患でも、それぞれ状況は異なり、治療法や支援方法が異なる場合があります。

あくまでも「一人の先輩の経験」として受け止めるべきと考えます。
人の暮らしはそれぞれ異なります。まだ見ぬ将来への不安は大きなものです。
複数の家族の経験を共有することで、出生後の生活を想像したり、成人した後の生活について想像できるようになることが大切だと考えています。

Q. 親子の未来を支える会がYurikagoで目指すもの

▷人と人とを結びつける

これから病気や障がいと携わる方や、すでに携わっている方同士が繋がることで、互いを支え合える環境づくりを目指しています。

  • 出生前診断を受け、産むかどうか迷っている方が、自律的に将来を選択できる社会を目指しています。
  • 中絶を経験した方、流産・死産を経験した方、生後早期に大切なお子さんを失った方など、なかなか仲間を見つけにくい方々がつながるための仕組みとなることを目指しています。

▷病気や障がいに関わる方々の生活を知る

患者本人やその家族からの声を社会に発信することで、社会での障がい者理解を進め、誰もが暮らしやすい世の中になることを目指しています。

親子の未来を支える会の理念

〜 みなが暮らしやすい社会をつくる 〜

多様性を理解しあい
病気や障がいがあっても
隔離されることなく平等に社会参画できる
そんな社会を目指します

〜 家族の笑顔をふやす 〜

障がいとともに生きる家族同士をつなげることで
その家族に必要な情報提供と心理的サポートを提供し
安心して子作り・子育てをできる社会を目指します

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